ご挨拶

はじめまして、弁護士の宮田洸（みやたひかる）と申します。

私は、とにかく事件を起こしてしまった少年に寄り添い、その人の将来のことまで考えて弁護活動をする、少年事件に特化した弁護士です。

世の中には、単に目の前の処分が軽くなりさえすれば良いというスタンスで弁護し、本人のその後の生活云々ついては弁護士の仕事でないと考える弁護士もいるように思います。

そういう考え方も一理ありますし、大前提として処分が軽くなるよう全力を尽くすのは弁護士としての責務です。

しかし、私はそれだけでは弁護士の役割が全うされたとは言えないと考えています。

私は、そうした処分が軽くなるようになる弁護活動に加えて、「事件を起こしてしまった少年がもう一度やり直すための総合的なサポート」まで行うよう心がけています。

たとえ今回弁護がうまくいったとしても、将来また同じことが起こってしまっては意味がないからです。

サポートの内容は、依存症に苦しんでいる方には専門のクリニックを紹介したり、友人関係が非行に結びついてしまっている方とは一緒に友人関係を考えたり、学校を退学させられそうな場合には学校と交渉を行ったり、将来のことを考えることが大切と考えた際にはキャリアシートを作ってみたり、時には参考書１冊を一緒に勉強したりと、自分にできるサポートは何でもさせてもらっています。

こうした活動の結果か、少年院回避や身体拘束回避・釈放の実績も数多くあり、「先生のおかげで変わることができました」と手紙をくれた少年もいました。

少年事件で一番大切なのは、「この先２度と同じことが起こらないようにすること」です。

たくさんの少年を弁護してきて、私は１０代ならばまだまだ人生をやり直すことができると確信しています。

通常の弁護活動に加えて、その先の支援も重視されたい方は、ぜひ当事務所にご相談をいただければと思います。よろしくお願いいたします。